ロック・オブ・エージス・ルーテル同胞教会日本語部
沿革
教会の日本語部は先任のジェームス&エビィ・オルソン牧師によって設立されました。長い間日本での生活を送っていた牧師夫妻は、日本で出会った人たちの優しさを忘れられませんでした。
米国に帰国してからもずっと日本で得た言語や、習慣、文化などの知識を生かせないものかと考えてた牧師夫妻は、シアトルには勉強や仕事で訪れる日本人がたくさんいることに気が付きました。そこで、英語教室、また日本語でのクッキングクラス、聖書研究会などから始めました。ミーティングは自宅を開放して行われました。異国で一人っきりになった時、えてして寂しさは問題になりますが、カウンセリングを通して、またこの集いを通して日本人は日本人仲間に出会い友情を築き上げていくことが出来たのです。
この集まりから次第に教会の日本語部が形成されてきました。家族や、成人、学生などを対象とした日曜日の礼拝が始まり日曜学校や火曜日夕方の集い(Tuesday Talk)、英語のトークタイムなども加わりました。
ロック・オブ・エージス教会では日本人コミュニティに関係している人たちが友情を築き深めていくたくさんの機会が待っています。新しくロック・オブ・エージス教会の日本語教会牧師として就任されたラジャ・オルソン牧師が連絡をお待ちしています。ぜひ (206)795-6818 までご連絡ください。
コミュニティ
ロック・オブ・エージス教会日本語部は日本語を母国語とする人にとって魅力的です。あなたはワシントン大学で勉強している博士や働いたり勉強しに来ている人の奥さんかも知れません。コミュニティ・カレッジに勉強しに来ているのかもしれません。そんなあなたなら日本語でキリスト教について学ぶことができます。英語を勉強するクラスも用意されています。アメリカ人と結婚して何年もこちらで暮らしている人も教会に来ています。母国語で会話が出来る教会をとても楽しんでいます。教会ではあなたのことを暖かくお迎えします。
私達の信仰
わたしたちは聖書が神の権威ある言葉であり信仰と導きの最終的な規範であると信じています。聖書は一人の神が三位-父と子と聖霊-であることを啓示しています。神はすべての創造主であり保持者であります。そしてすべての被造物は神に服しています。
私たちが神に対して罪を犯したときに、私たちを責める代わりに、神の子イエス・キリストは人となり十字架上で死する事によって私たちの罪を償ってくださいました。そして、主イエスの死からの復活はその死と私たちの罪の問題を解決したことの証しです。聖書と聖典(洗礼と主の晩餐)によって聖霊がこの無償の賜ものを今日私たちに提供してくださいました。神を通じてすばらしい愛が私たちに無償の賜ものを信じて受け入れる信仰をもたらしてくださいます。従って神の賜ものを信じるものは神と共に永遠の命を待ち望みます。これにとどまらず、イエス・キリストは最も意味のある生活の秘訣、愛する主イエスの模範を追い求める生活の秘訣を私たちにくださいました。
牧師紹介
私ラジャ・オルソンは1956年(昭和31年)日本で両親のジェームスとエビィ・オルソン宣教師の間に生まれました。日本での37年間の生活は主に東北で過ごしました。アメリカでは合計11年間生活しました。私は両親と日本の多くの方々からイエス・キリストの愛を言葉と生活を通して知ることができ、自分も主イエスを信じる決心を若いときにしました。
妻のスーザンはアメリカのオレゴン州で育ち、シアトル・パシフィック大学に入学しました。私たちは同大学で出会い、卒業後結婚し、1980年に日本に行きました。東京の神学校を卒業できたこと、子供三人が日本で生まれたこと、日本で充実した生活ができたこと、日本人の方々、そして日本の教会の方々と深いそして楽しい交わりができたこと等、神様の恵みをたくさん日本で頂いて来ました。
この度、シアトルのロック・オブ・エージス教会日本語部に呼ばれ、就任できたことも神様の恵みの続きです。
あなたも神様が提供してくださる愛と平安を受けることができるよう祈っています。又、当教会があなたのお役に立てるようなことがあれば、ご連絡ください。
神の祝福を祈りつつ
ラジャ・オルソン